2000年代に入りインターネットを主戦場としたネット証券が次々と誕生し、各ネット証券がサービス
の一環として提供してくれる、売買プログラムにより、より効果的な株式投資が可能となりました。
「株式投資は儲からない」は本当か？
効果的とは勿論利益を出すという意味においての効果的です。売買プログラムだけでなく、板情報
や優れた情報ソースも大いに役立ちます。売買プログラムによって自動売買が可能となりました。
基本的に株は「売り」と「買い」の注文を出すことによって行われます。それぞれに「成行」（なりゆき）
と「指値」（さしね）があります。これが基本となる注文方法です。全てにおいて中心となります。
そして、「逆指値」、「W指値」、「連続注文」といった注文方法を組み合わせることによって自動売買
が可能となります。つまり、一日中パソコンのモニターに張り付く必要がないわけです。
こうした注文方法は、「○○となったら買う、もしくは売る」という条件を設定してやることができます。
ですので、その状況にならなければ注文が約定されることはありません。
注文を受けた証券会社の持つシステムが、指示された銘柄の株価を瞬時にチェックし、注文通り
の条件になれば、自動的に注文を執行するという、大変優れたシステムです。
「株式投資は儲からない」は本当か？
自動売買のメリットは沢山あります。まず、先を常に予想しなければならないので、相場観が研ぎ
澄まされますので、これまで気にもとめなかった情報に対して目が届くようになります。
適当に売買していたのでは、決してこうはなりません。いくら情報が大切だからといっても投資家
の多くは日中は仕事です。とても情報収集にかまけていられません。
自動売買により株価を常にチェックする必要がありません。無駄なことは一切しなくても良いのです。
あらかじめ注文の条件を設定しておけば、必要に応じて注文が自動的に執行されます。
無駄な取引が一切なくなりますので、必然的に勝率も良くなり、利益を上げる可能性が高まります。
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