日産自動車・ルノーが、ロシア自動車最大手アフトワズを買収するようで、すでに最終局面
に入っているようでして、これが成立すれば世界中から大きな投資が入ることでしょう。
ルノーはこれまで何度かアフトワズを支援してきましたが、今回は日産と共同で買収に乗り
だして、中国、インドに次ぐ巨大市場で優位に事業を展開する意向のようです。
もし、アフトワズの買収が成功すれば、日産自動車・ルノーはフォルクス・ワーゲンを抜いて
世界第3位に躍進することになりますので、要注目です。
「一部転載:産経新聞」
『日産・ルノー、露自動車最大手買収へ VW抜き世界3位グループに』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000516-san-bus_all
日産自動車・仏ルノー連合が、ロシア自動車最大手アフトワズを買収することで
最終検討に入ったことが16日、分かった。両社あわせてアフトワズの発行済み
株式の50%超を取得する方針。
ルノーはすでに25%の株式を取得しており、今後25%を日産が中心となって
取得する可能性が高い。ロシアの自動車市場は急速に回復しており、
同国最大手の買収で、販売拡大を狙う。
日産がアフトワズ株式を25%取得する場合、投資額は最大10億ドル
(約800億円)近くになる見通し。
アフトワズについては、リーマン・ショック後の業績悪化に対し、ルノーが10億ドル
を出資して株式の25%を取得し、支援に乗り出した。
その後、ロシア・プーチン首相が、ルノー会長も務める日産のカルロス・ゴーン社長
に、日産にも事業再建へ協力することを要請していた。
日産は10%前後の追加出資を行うことで検討してきたが、中国やインドなどでの
販売が好調で、業績面でもルノーを大きく上回ることから、日産もルノーと同等
規模25%の出資を軸に、再検討が進んでいるもようだ。
続きはコチラから⇒PR