残念ながら実際の
相場では依然として
投資家心理を揺さぶるような行為があたりまえ
のように行われています。例えば見せ板(みせいた)といって、全く約定する意志がない
にもかかわらず
「指値注文」をだす行為に多くの投資家は翻弄されます。
よく観られるのが、ある価格帯で株を売り抜けようとし場合に、目標価格よりも低い水準
に大量の買い注文を出します。そうすると他の投資家は勢いよく
株価が上昇するのに
引きつけられて
買い注文が次第に殺到することになるわけです。
そして、売り抜けたい水準にまで株価が達したら、売り注文を入れるわけですが、売り
抜けたと同時に、先に入れた買い注文をキャンセルするのです。
こうした行為は
金融商品取引法で罰せられる違法行為です。しかし、実際に取り締ま
ることが容易ではないため、未だにこうした行為が見受けられます。
ですので、
証券会社が提供してくれる
売買プログラムの
板情報をみながら株を取引
するのは、あまりオススメできません。それよりも、相場環境に合わせて売買ルールを
しっかりと設定した上で、自動注文で株式投資されることをおすすめします。
いうまでもなく、実際の
株取引では心理状態によって大きく左右されます。頭の中では
しっかりと理解していながら、注文を出す段階で迷いが生じてしまうのです。
そして、当初予定していた取引とは反対のことを行ってしまい損失を被るケースが少なく
ありません。こうしたことを避けるためにも自動売買での
株式投資がオススメです。
PR